葬儀や供養などのご質問

長楽寺の宗派は何ですか?

当山の宗派は禅宗の一つである「曹洞宗」です。
釈迦牟尼佛をご本尊とし、鎌倉時代に道元が開祖となって広め、福井県の永平寺、神奈川県の総持寺を本山として全国に一万五千の寺院を有しています。
般若心経・修証義・観音経・寿量品等を読経致します。

合同慰霊碑はどこにありますか?

動物霊園の建物の前を西に進み、坂道を下った所に観音様と地蔵菩薩様がお護りしています。
積み上げた石の中が空洞になっており、その中にお骨をお納めしてあります。
お線香・ロウソク等は用意してありますので、ご自由にお使いください。

ペットロスの悩みは相談できますか?

はい、ご相談いただけます。
お電話かご来寺いただき受付にてご相談ください。

動物病院の診断書がなくても葬儀を受付てもらえますか?

受付致します。
書類は後日当山より動物病院の先生に直接依頼もできますので安心してご来寺ください。
この診断書には人と同等に扱わせて頂くことで、動物の地位向上を目的とする当山の意図が込められています。

亡くなった子が使用していたケースやおもちゃはどうしたらいいですか?

当山では毎年12月26日に遺品供養祭を行なっております。
住職による読経の後遺品をお焚き上げ致します。
一任でお受けすることもできますし、当日ご来寺にてお焼香もして頂けます。
詳細は受付にてご案内しております。

車で猫を轢いてしまったんですがどうしたらいいですか?

その猫ちゃんとは何らかのご縁があったのでしょう。
霊園にて有縁猫として供養致します。
また、お車もご希望があればお祓いをさせていただきますのでご相談ください。

葬儀や読経の予約がしたい

施主様が火葬場にて拾骨をされる「立会葬」のみ15時までの予約制となっています。
「合同葬」「個別葬」また「読経」に関しては、朝9時30分〜19時30分までの受付順にてご供養しておりますが、お堂は20時まで開堂しております。

袱紗(ふくさ)が古くなり色が落ちてきました。替えても大丈夫ですか?

大丈夫です。袱紗とはいわばお子様が身につけている着物と同じです。
定期的に綺麗に着せ替えてあげることも一つのご供養です。

納骨棚と室内墓とではどう違いますか?

納骨棚は有数のお子様のお骨をまとめてお預かりする場所です。
年間5,000円でお預かりし、施主様の名前の頭文字(あかさたな)順で棚を分けさせて頂いております。
施主様個人の契約場所ではありませんので、飾りや小さな写真等で工夫して目印をお付けください。
室内墓は施主様の個人契約としてのお仏壇です。
南無釈迦牟尼佛がお護りしています。
大きさ、契約期間、護会費等いくつかの種類がございますので、受付までご相談ください。

お骨に関するご質問

お骨が近くにあるとよくないと言われたんですが?

「成仏できない」「たたりがある」などと大げさに考える必要はありませんが、お骨とは死の性格を持つ「陰の世界」のものですので、それを安置するのにふさわしい場所でもあるお寺に納めてあげるのが、本来の供養だと思います。供養にも道があり、厳しさがあるのです。

人間のお墓にペットのお骨も納骨したいのですが?

施主様一人だけのお墓であれば良いと思いますが、もしそのお墓に施主様のご先祖様がいらっしゃるのであれば、あまり好ましくはありません。
家族同然に暮らしたお子様とは言っても、六道の世界の中では人と動物は生を得る世界が違います。
犬や猫を嫌いだったご先祖様もいたでしょう。
最終的にはそのお墓を管理しているお寺のご住職に、霊園であれば管理会社に相談してみてください。

お経に関するご質問

子供をペットの葬儀に参列させることは教育上問題がありますか?

いえ、教育上に問題はありません。
葬儀というものを「忌み嫌うもの」として捉えていませんか?
葬儀とは厳粛なお別れの場であり自分の気持ちをプラスに導くきっかけです。
また葬儀は昔からの伝統ある儀式の一つなので、こうした機会に合掌やお焼香をお子様に経験させることも大切です。

友引にお参りしてはいけないのですか?

そんなことはありません。
友引の本来の意味は先勝、先負の間で引き合って物事に勝敗なしということを示したものです。
後にそれが、葬祭に関連して友を引くという意味で使われるようになっただけですから、そのことを重要視して受け止める必要はありません。

次のペットを飼う場合、日にちを空けた方がいいのでしょうか?

次の生を受ける四十九日までは、お子様はまだ身近にいると思ってください。
決してダメというわけではありませんが、できれば忌明けまでは供養に専念してあげて下さい。

他の霊園で供養した子がいます。お経を長楽寺であげてもらえますか?

お受けいたします。
読経供養だけでも構いませんし、当山への新規登録としても骨を預かることもできます。

新盆はいつですか?

本来の考え方では四十九日がすぎたあとの最初のお盆がが「新盆」になります。
しかし当山では毎年7月に「動物盂蘭盆会」という大きな行事を修行しており、それにお参りを希望する施主様が多いので、そうした日にちにこだわらず、直前まで亡くなられたお子様も対象にご案内しております。